こんにちは。院長の山田です。
12月に入り、ぐっと寒くなってきました。この時期になると、止まらない鼻水にお困りの方も多いのではないでしょうか?
止まらない鼻水の原因は「かぜに伴う鼻炎」や「アレルギー性鼻炎」などさまざまですが、「なんだか鼻の調子が悪いな」と感じたときは、部屋の湿度を高めて鼻水が固まらないようにするのがおすすめです。
また、当然ながら薬を飲むという方法も有効です。しかし、そうしたケアをしても症状がよくならない場合、「副鼻腔炎(ふくびくうえん)」の可能性があります。
一般的には「蓄膿症(ちくのうしょう)」と呼ばれることもある副鼻腔炎ですが、実は歯が原因のことも少なくありません。
● 鼻水が止まらない!?副鼻腔炎の症状とは
鼻の中には鼻腔と副鼻腔があるのですが、通常の副鼻腔は、空気だけがある空っぽの状態です。
しかし、副鼻腔炎になると炎症が起きてしまうため、鼻がつまって息がし難くなったり、どろっとした鼻水が出たりします。
● むし歯や歯周病を放置すると副鼻腔炎になる!?
副鼻腔炎と聞くと「鼻の病気」をイメージしてしまいますが、最初に書いたように、「実は歯が原因」であることも少なくありません。
副鼻腔のなかには「上顎洞(じょうがくどう)」という部分があります。上顎洞は「上の奥歯の根っこに近い」ことがあるため、上の奥歯にできた「むし歯」や「歯周病」を放置すると、感染が歯の根っこから上顎洞にまで及んでしまうのです。
こうした「歯が原因で起こる副鼻腔炎」は『歯性上顎洞炎(しせいじょうがくどうえん)』と呼ばれており、日本人は上顎の骨が薄いため、上顎洞炎の傾向が強いといわれています。
● 歯が原因なら歯科での治療が必要!
「鼻が原因の副鼻腔炎」の多くは両側に症状があらわれます。
しかし、「むし歯や歯周病が原因である歯性上顎洞炎」の場合、炎症を起こしている側の上顎洞にのみ、症状があらわれます。
副鼻腔炎の原因が歯にあるかどうかは、むし歯や歯周病の検査のほか、レントゲン等を用いて、上顎洞内の炎症などを調べて診断します。
歯が原因の副鼻腔炎(歯性上顎洞炎)は、基本的には歯科で治療しますが、場合によっては耳鼻科と連携することも少なくありません。
症状に心あたりがある場合は早めに受診のうえ、悪化する前に対処していきましょう。
方南町あつし歯科
〒164-0014 東京都中野区南台5-32-1
TEL:03-5340-7033
URL:https://www.atsuden.jp/
Googleマップ:https://g.page/r/CZ6zqTfNbUaZEAE
カテゴリー : 未分類 2023年12月4日 (月)
こんにちは。院長の山田です。
早いもので今年も残すところ
あと1ヶ月ほどになりました。
クリスマスや年末年始といった楽しいイベントに向け、
何かと忙しくなる時期だからこそ、
予防ケアに力を入れて、
健康なお口を心がけましょう。
さて、「楽しい」といえば先日、
としまえん跡にできた
「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京
– メイキング・オブ・ハリー・ポッター」
に行ってきました。
映画でおなじみの景色が広がり、
本当に魔法の世界を探検しているようです。
9と3/4番線に…
ホグワーツの内部。
ハリーポッター関連では世界最大級の
屋内型エンターテインメント施設 ということで、
広々として全部まわるのになんと、
4時間ほどもかかったのでした。
他にも、映画ではCGで描写された
「空飛ぶほうき」に乗ったり、
バタービールを飲んだり…
レストランではホグワーツの寮を
テーマにしたプレート を
いただいたりして、非常に充実した
休日を過ごせました。
今年残りの期間も、
気持ちを引き締めて日々診療に
励んでまいります。
方南町あつし歯科
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カテゴリー : 未分類 2023年11月16日 (木)
こんにちは。院長の山田です。
食欲の秋が到来して、甘い焼き芋が恋しくなっている方も多いのではないでしょうか?
70度前後の温度で長時間熱するのが焼き芋を甘くするコツだと言われています。
旬のお芋ですから、できる限り甘くおいしくいただきたいものです。
また、甘い焼き芋は冷やしてもおいしいので、ぜひ試してみてくださいね。
さて、「冷たいもの」といえば、アイスや冷たい水などで「なんだか歯がしみるな…」と思ったことはありませんか?もしかすると、それは歯の危険信号かもしれません。今日は、そんな歯がしみる原因について、2つご紹介します。
● 熱いものがしみる前に!
しみる理由の1つ目は「むし歯」です。
むし歯になると、むし歯菌が作り出す酸によって歯が溶け、いずれ歯に穴があいてしまいます。
すると、歯の内側にある神経に刺激が伝わるため、食べものや飲みものがしみてしまうのです。
早く治療すれば、むし歯を削って詰めることで、しみるのを抑えられますが、「ちょっとしみるだけだから」と放置してしまうと、いずれ熱いものがしみるようになります。
実は「熱いものがしみる」というのは、大変危険な状態。
むし歯菌が神経まで到達している可能性が高く、その場合には、神経をとらなくてはいけません。
神経をとると歯はもろくなるため、歯の寿命を縮めることになってしまいます。
むし歯の「しみる」は早めの治療が肝心なので、熱いものや冷たいものがしみると感じたら、すぐに歯科医院へ行きましょう!
● むし歯じゃないのにしみる?
しみる理由の2つ目は「知覚過敏」です。
知覚過敏は、風や歯ブラシの毛先といった「些細な刺激でもしみる」のが特徴です。こうした些細な刺激で歯がしみるのには、歯の象牙質が関係しています。
歯の表面にはエナメル質という硬い組織があり、「歯ぎしり」や「食いしばり」が続くと、エナメル質に負担がかかります。
すると、いずれエナメル質が欠けて、内側にある象牙質が露出。象牙質には「神経につながる細い管」が張り巡らされており、そこから刺激が神経に伝わり、しみるようになるのです。
このように「歯に負担のかかる習慣」があると、知覚過敏の原因になってしまうので、心当たりがある場合は早めに対処しましょう。
● 歯周病でも知覚過敏になる!?
実は知覚過敏には、歯周病も関係しています。
歯周病とは、歯周病菌が悪さをして、歯ぐきに炎症を与えたり、歯を支える骨を溶かしたりする病気。歯を支える骨が溶けてしまうと、骨に合わせて歯ぐきも下がり、根元が露出してしまいます。
歯の根元は薄いセメント質で覆われているのですが、セメント質は刺激に弱いという特徴があります。
そのため、酸などで表面が溶けると象牙質がむき出しの状態になり、神経に刺激が伝わってしみるようになってしまうのです。
下がった歯ぐきを元に戻すことは難しいですが、歯みがきの方法や定期的なクリーニングで歯周病の進行を抑えることは可能です。
歯周病の原因となる汚れを落とすために、丁寧な歯みがきでセルフケアに努めることはもちろん、数か月に1回は定期検診でプロのケアを受けましょう。
また、知覚過敏となってしまった部分には薬剤を塗る治療や、露出した部分を覆う治療などを行うこともできます。
● 違和感を見逃さない!
歯がしみたとき「ちょっとしみるだけだから」と自己判断をするのは危険です。
もしかしたら、むし歯や歯周病が進行している可能性もあります。違和感が生じたら、すぐに当院までご相談ください。
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カテゴリー : 未分類 2023年11月2日 (木)