インプラント

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歯を抜いたらインプラントについて考えてみましょう

インプラント 何年かぶりに歯が痛いので歯科医院に行ったら、むし歯が進行していて、抜歯処置になるというケースがあります。このような場合、顎の骨は吸収していないため、インプラントが適応できます。

インプラントは人工歯根と義歯で天然歯を補う治療法です。人工歯根を顎の骨に埋め込み、癒着して固定されたら義歯を装着します。手術を伴うため、多少費用はかさみますが、自分の歯で噛むような感覚が取り戻せます。

代替となる治療には、入れ歯やブリッジといった手法がありますが、もしもインプラントが適応できるような骨の状態であるなら、一度検討をしてみてください。長所と短所を以下にご紹介します。

インプラントのメリット・デメリット

メリット

  • 顎の骨に固定するため、しっかりと噛めます。
  • 毎日取り外す必要がありません。
  • 顎の骨が吸収したり、隣の歯を削る必要がありません。

デメリット

  • 自費診療になります。
  • 定期的なメインテナンスが必要です。
  • 全身疾患(糖尿病、心臓病、高血圧など)がある方には適応が出来ない場合があります。

コンピューターガイドに則った治療計画

コンピューターガイド インプラントを顎の骨に埋め込む前に、顎の構造を精査し、治療計画を立てます。すなわち、事前にどこにどのように人工歯根を埋入するのかということを決めるのです。その治療計画の立案をサポートしてしてくれるのが、シンプラントソフトウェアです。

予知性の高いインプラント治療計画を提供してくれるため、歯科医師の感覚だけに頼らない、より安全な治療が期待できます。コンピューターによるシミュレーションを提示することで、患者様にも分かりやすいご説明が可能です。

インプラントを入れたらケアを念入りに

歯磨き 義歯は人工物ですので、むし歯にはなりません。また、インプラントは生体親和性が高いので、顎の骨が体から排除しようとすることはありません。しかし、これにも強敵がいます。それは歯周病原細菌です。

この細菌は空気が苦手なため、空気に触れない場所に隠れることが好きです。しかし、歯肉はそれによって炎症を起こしてしまいます。これは歯周病と同じ原理ですが、これがインプラントにも起こり得るのです。これをインプラント周囲炎と言います。

歯ブラシ インプラント周囲炎は歯周病と同様に骨を溶かしてしまいます。インプラントの場合は歯と違い、歯周組織がないため、脱落しやすくなっています。

骨が溶けてしまうと、再治療が難しくなってしまうため、この病気が起こらないようにすることが大事です。

当院では定期的にメインテナンスを行っておりますので、インプラントを入れたら、忘れずにお越しください。

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